中国人民銀行(中央銀行)の周小川行長(総裁)は3日、「複雑な金融情勢に直面して、中央銀行は金融情勢に密接に関心を寄せ、国際協力を強化して各国とともに課題に対処していく方針だ。市場の需給関係を受けて、人民元レートは今後大きく浮き沈みすることはないとみられる」と発言した。中国中央電視台(CCTV)が伝えた
世界的な金融危機が今後中国に与えるかもしれない影響に触れた際、周行長は「中央銀行の通貨政策は引き続き経済情勢や金融情勢に密接に関連したものとなる」と述べた。
周行長は「昨年12月のデータをみると、経済刺激策の効果が現れつつあるといえるが、効果について今すぐ判断を下すのは早計だ。情勢の発展にも絶えず注目しなければならない」と指摘した。
世界中が注目する中国の人民元レート政策について、周行長は「(2005年7月の)人民元レート形成メカニズム改革以降、人民元レートの決定において市場の需給関係がになう基本的役割が徐々に発揮されるようになってきた。人民元レートは外国為替市場での存在感が大きく、大幅に浮き沈みすることは避けなければならない。現在の人民元レートは、合理的でバランスの取れた水準で安定を保っている」と述べた。
「人民網日本語版」2009年2月4日 |