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あいさつに立つ鄭祥林・総領事 |
第4回中日企業家フォーラムが9日、大阪朝日生命ビルで行われた。阪南大学の大槻真一学長、大阪科学技術センターの西田裕泰理事、広東外語外貿大学の徐真華・党委員書記がそれぞれフォーラム開催を祝賀し、今回のフォーラムは両国の企業交流にとって重要な意義があると積極的に評価した。日本の「中文導報網」が伝えた。
「毎日新聞」の近藤神二・論説委員は「関西経済と中国市場」と題して基調講演を行い、阪南大学の大学院生は「日本のデジタル産業の発展と中日間の分業構造」と題し、研究報告を行った。またフォーラムでは「金融危機下における日中の経済状況および協力」について話し合われた。
在大阪中国領事館の鄭祥林・総領事もフォーラムに出席し、「中日両国の友好関係は近年大きな発展を見せ、経済分野などにおける協力や交流が日増しに緊密になっている。世界的に経済が悪化する中、両国は最も重要な経済パートナーとして互いに協力することで危機を乗り越え、共に発展することが出来る」とあいさつ。さらに、両国の経済発展の段階は異なるが、非常に強い補完性を持っている。中国の安定と発展は日本にもビジネスチャンスをもたらし、今回のフォーラムを通じて中日の企業家が協力を深め、共に発展していくようサポートしていきたいと指摘した。
中日企業家フォーラムは広東外語外貿大学、阪南大学、大阪科学技術センターの共催によるもので、07年の第1回以来すでに両国で3回開催された。
「人民網日本語版」2009年3月11日