河北省のオークション会社「嘉海拍売有限公司」が21日に明らかにしたところによると、破産した三鹿集団の2回目の資産競売が4月7日に行われる。
オークション会社は現在、ウェブサイトなどに競売の公告を載せている。競売にかけられる三鹿の資産は、▽河北省貝蘭徳乳業有限公司の34%の株権▽石家荘君楽宝乳業有限公司の16.97%の株権▽河南省花花牛乳業有限公司の25%の株権▽安徽省双佳食品有限公司の60%の株権▽三鹿ブランドおよび関連の商標169個▽三鹿集団の特許技術12種類--など。
河北省石家庄に本社を置く有名な乳製品企業であった三鹿集団は2008年9月、メラニンを混入した劣悪な粉ミルクを生産・販売した責任で、生産販売の停止を命じられた。2008年12月、石家庄市中級人民法院は債権者である石家庄市商業銀行和平路支行の申請に基づき、三鹿集団の破産申請を受理した。2009年2月12日、同人民法院は正式に三鹿集団の破産を宣言した。3月4日、三鹿集団破産後初となる資産競売が行われ、北京の三元集団有限責任公司と河北省三元食品有限公司が共同で、6億1650万元で落札した。
「人民網日本語版」 2009年3月24日 |