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中国と日本、情報通信産業の協力で合意文書締結
発信時間: 2009-05-08 | チャイナネット

中国と日本、情報通信産業の協力で合意文書締結

5月5日、日本の鳩山邦夫総務相(左)と会談する李毅中中国工業・情報化部長(右)

 

中国工業・情報化部の李毅中部長は5月5日、北京を訪問中の鳩山邦夫総務相と会談を行い、双方は両国の情報通信分野(Information and Communications Technology,ICT)で協力することで合意文書を締結した。双方は衛星ナビゲーションシステムのサービス、携帯電話でのショッピングサービスシステム、ワイヤレス・ブロードバンドネットワークの開発などで提携し、まもなく中日聯合プロジェクトチームを立ち上げる予定。

日本がこのような合意文書を外国と締結したのはこれが初めてである。中日両国は、協力の加速はアジア、さらには世界のICT産業をリードすると期待している。

今年4月末、麻生太郎首相が北京を訪問し、中国国務院の温家宝総理と首脳会談を行った際、双方は中日戦略的互恵関係の発展をより推進することで合意した。

日本ではNTTドコモのFOMAなど3Gサービスがすでに普及し、中国政府は今年初めに国内3大通信業者に3Gライセンスを発行、2009年を「3G元年」としている。

中国最大の携帯電話会社、中国移動は中国独自が研究開発したTD-SCDMAを使用し、中国聯通はNTTドコモやソフトバンクと同じW-CDMAを使用、中国電信はKDDIと同じCDMA2000を使用する。

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