マイクロソフトがまもなく、新たな検索ブランドの「Bing」をスタートさせる。ヤフーとの協議で難航するマイクロソフトが自力更生の道を歩んでいる。中国語検索ブランドは音訳で「必応」とされた。新しいサービスは「http://bing.com.cn」で2日から体感できる。「北京商報」が伝えた。
「Bing」は、世界中でほぼ同時に打ち出され、マイクロソフトの検索サービス戦略の重要な一部となる。最大の特徴は、検索結果が単独のリストとして表示されていた従来の検索エンジンと異なり、検索結果を分類する機能が付いていること。またマイクロソフトは今回、中国のユーザーの需要に応じて地図検索と乗り換え検索の機能もデザインした。
マイクロソフトのバルマーCEOによると、これまでの検索エンジンは、ウェブコンテンツのナビゲーションや検索を助けるものだったが、手に入れた情報を効果的に利用することを助けるものではなかった。マイクロソフトは「bing」の開発にあたって、ウェブコンテンツをユーザーはどのように利用したいのかということを知る努力をした。ユーザーはこの検索エンジンを通じて、すばやく正確に情報を発見・使用することができる。
業界専門家はこれについて、「とても期待している。この製品は、百度やグーグルに一定の影響を与えることになるだろう。ただ具体的な影響については、ウェブ利用者のフィードバックを待たなければならない」と語っている。
「人民網日本語版」2009年6月1日 |