ホーム>>経済>>地方経済
天津航空が設立 3年で100都市に就航へ
発信時間: 2009-06-09 | チャイナネット

 海航グループ有限公司・海南航空株式公司・天津保税区投資有限公司が共同出資する「天津航空有限公司」が8日、正式に設立された。「新華網」が伝えた。

 天津航空の本部と運営拠点はいずれも天津浜海国際空港に設けられる。運営対象は、コミューター機による旅客・貨物の国内輸送となる。同航空の登録資本金は13億元。そのうち海航グループが83.15%の10億8100万元、海南航空が1.47%の1900億元、天津保税区が15.38%の2億元を出資している。

 「天津」の名前が付けられた航空会社は同社が初めて。天津を拠点とし、まずはコミューター機の運航を展開する。その後、大型コミューター機や小型一般機、アジアと周辺国の二次国際線へと業務を拡大していく計画だ。天津航空の開設により、天津を運航する航路は80本余り増え、国内外の70近くの都市を結ぶことになる。

 天津航空は2012年までに、航空機100機以上の運航態勢を整え、500本余りの路線を設け、100都市近くを結ぶ予定だ。毎年20万便以上を運航し、年間延べ1500万人の旅客輸送を実現する。さらに周辺の国・地域への国際線を開通させることで、東アジア・中央アジア・ロシア極東地域に広がるコミューター輸送ネットワークを形成し、天津の特徴を生かした国際航路網を作り上げることになっている。


 「人民網日本語版」2009年6月9日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 黒龍江省、文化に頼って経済発展を促進

· 食糧不足から「中部の穀倉」になった安徽省

· 海洋経済進める青島 日本との協力に新チャンス

· 広西・南寧市で経済貿易商談会 民族芸能で応援

· 新中国成立60年、青島市GDPは1545倍に成長