青島市対外貿易経済協力局の孫恒勤局長は、新中国成立60年の青島市の経済成長や対外貿易の発展状況を次のように紹介した。
青島市の2008年のGDPは4436億1800万元で、時価ベースでは1949年に比べて1544.71倍になり、都市部住民の1人当たりの可処分所得は1949年の141倍である2万464元になった。
1988年の「対外貿易計画単列市」の指定と2001年の中国のWTO加盟で、1988年にはわずか2億8000万ドルに過ぎなかった青島市の輸出入総額が、1997年には52億2000万ドルになり、年平均にして38.4%増加した。
WTO加盟後の対外貿易額では、続けて新記録を出している。2004年には200億ドル、2005年には300億ドル、2007年には400億ドルを突破し、対外貿易額は2008年に521億5900万ドルと、年平均25.3%の増加だった。
輸出額も同じ勢いで、2003年に100億ドル、2006年に200億ドル、2008年には300億ドルを突破、2008年には314億6200万ドルになり、年平均25.8%の成長を実現している。
2008年現在、青島市には9838社の輸入企業があり、輸出企業は8613社。青島市は216の国や地域と対外貿易パートナー関係を結び、輸出入総額が1億ドルを上回る企業は50社、輸出額が1億ドル以上の企業は28社を数える。
また世界の130の国や地域、約450の港と貿易の往来を行っており、青島港の貨物取扱量とコンテナ取扱量は国内でそれぞれ第5位と第3位、世界では第7位と第10位を占めている。
「チャイナネット」 2009年6月10日