『中国証券報』

李克強副総理：中国経済の安定した回復の基礎は確立していない

全国政協第11期全国委員会常務委員会第6回会議が16日午前、北京で開幕した。会議の主な議題は、「国内需要拡大、経済の安定かつ急速な発展の維持」、「民生の保障・改善、社会調和の促進」に関する問題の提言・献策である。中共中央政治局常務委員の賈慶林・全国政協主席が開幕式を取り仕切り、国務院の李克強副総理が現在の経済情勢と中国経済社会発展について報告した。李克強副総理は報告の中で、中国経済の安定した回復の基礎はまだ確立していないと指摘した。

「中国建築」のIPO規模が今年最大に　調達額は約426億元

IPO（新規株式公開）をすでに承認されている会社の中で、中国建築股份有限公司（中国建築）の調達額は最大となる見通し。同社は最大120億株を発行し、約426億元を調達する。某機関は、中国建築は承認を得てから1年が経過し、IPO再開後に上場する最初の会社となると予想している。

5月の人民元の実効為替レートは2.49％低下

人民元の実効為替レートが、3カ月目の低下となった。国際決算銀行（BIS）が16日に発表したデータによると、5月の人民元の実質実効為替レートは119.46となり、前月比で2.49％低下、今年初めより1.45％低下した。