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米『TIME』:中国は電動自転車の最大の市場に
発信時間: 2009-06-17 | チャイナネット

米『TIME』:中国は電動自転車の最大の市場に

米紙『TIME』に掲載された文章。原題:中国の街にあふれる電動自転車

過去30年間に変化した中国のすべての事柄の中で、交通は最も著しい変革を遂げた。過去、街には自転車があふれていたが、今では自動車が途切れることなく走っている。自動車が交差点を塞ぎ、渋滞が起きている。自動車の排気ガスで大気は汚染され、耳障りなクラクションが鳴り響いている。しかし、別の交通革命が今まさにこの渋滞をすり抜けようとしている。それは燃料を燃やさず、排気ガスを出さないもので、かつ静かで歩行者たちを驚かせることもある電動自転車である。

中国では、電動自転車が自動車の地位を脅かしている。昨年、中国が買い付けた電動自転車は2100万台で、自動車の買い付け台数は940万台だった。中国では2500万台の自動車が走っているが、電動自転車の数はその4倍に上る。政府の奨励と「自転車通勤族」のおかげで、中国はこのような安価で地球に優しい乗り物の世界最大市場となり、自動車の増加による悪影響を帳消しにしている。実際、世界のエンジニアが環境保護のハイブリッドカーの研究開発に勤しむ中、中国はすでに先駆者となっている。ゼネラル・モーターズのエンジニアであるフランク・ジェムソン氏は、「中国で今起きていることは未来の何らかの糸口だ」と話す。

電動自転車が繁栄したのは中国の政策の功績が非常に大きい。政府は1991年、電動自転車の研究開発を正式に技術目標とした。中国の大都市には広い自転車用の道路があり、ピーク時でも混み合う車を避けて走ることができる。上海のような都市においては、当地政府がここ数年でガソリンオートバイの免許の費用を大幅に引き上げており、これらの消費者は電動自転車に移っている。

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