『上海証券報』

6月の貸付が急増、上半期の新規貸付額は6兆元に

6月1日から20日までの貸付額は、5月同期を大幅に上回っていることがわかった。各大手銀行の貸付は月末に活発化する傾向にあるため、6月の新規貸付額は5月を上回る見通し。今年上半期の新規貸付額は6兆元を超えることはほぼ間違いなく、6兆5000億元に達する可能性もある。

温家宝総理：構造調整に重視すべき

国務院の温家宝総理は19日から20日まで、河北省唐山と秦皇島を視察した。温家宝総理は、「中国経済は安定した回復の肝心な時期に入り、積極的な財政政策と適度な通貨緩和政策をゆるぎなく実施し、国際金融危機に対する一連の計画を着実に実施する必要がある」と強調した。

上場会社の破産法の司法解釈を調整中

最高人民法院（最高裁）は現在、上場会社の破産法に関する司法解釈の早期公布に向け、調査研究を進めている。上場会社の破産・更生は中国証券監督管理委員会（証監会）の行政審査と法院司法の決定により行われるため、最高裁は証監会と共同で上場会社の破産・更生についての法律文書を作成し、基本的合意に達した。