（９）西洋医学・中国伝統医学の医師および医薬品販売業者：年収6万元以上

中華英才網校園部の孫卓・総監は「医大を卒業した学生には3つの道がある。一つ目は病院勤めをすること。救急医、産科医、婦人科医、眼科医、小児科医、歯科医、理学療法士は人気が高い。二つ目は医薬品のメーカーや流通企業に就職すること。三つ目は研究を続けること、だ。この業界の特徴は年を取れば取るほど価値を増すということにある」と話す。現在の医薬産業の平均月収は3千元から5千元で、4年後には給与水準が一層高まり、年収が6万元以上に達することが予想される。

（１０）公認会計士：年収10万元

中国経済の急速な発展を受けて、少なくとも35万人の公認会計士が早急に必要となったが、現在の資格保持者はわずか8万人ほどで、このうち国際的に認可された者は15％にも満たないのが現状だ。

デロイト・トウシュ・トーマツ会計師事務所やベリングポイントなどの四大会計事務所は毎年、統計学、法律、数学などを専攻した大学卒業生を受け入れている。四大会計事務所の大卒者の平均月収は5千元から6千元で、これに高額のボーナスが加わり、年収は10万元を超える。

「人民網日本語版」2009年6月25日