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国資委、中央企業再編への外資の参入を奨励
発信時間: 2009-06-30 | チャイナネット

国有資産監督管理委員会の李栄融・主任は29日、国有企業の改革と発展について、ウェブ利用者とオンラインでの交流を行った。李主任によると、同委員会は今年と来年の2年間、同委員会が管理する「中央企業」の再編の歩みを計画どおり進め、外資や民間企業の参加を歓迎していく構えだ。「北京商報」が伝えた。

中央企業への外資の株式参加は昨年からすでに例があった。中国藍星(集団)総公司傘下の上場企業3社(藍星清洗、瀋陽化工、星新材料)は昨年9月、大株主である中国藍星がすでに、世界最大のファンドであるブラックストーングループを戦略的投資者としたことを明らかにした。ブラックストーンは最高6億ドルを増資し、中国藍星の株式20%を購入するとした。この増資により、中国化工(シノペック)の藍星株保有率は80%、ブラックストーンの株式保有率は20%となった。中央企業への外資による資本参加は、国有資産監督管理委員会が設立されて以来初めてだ。

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