米経済誌「フォーチュン」は8日、「フォーチュン・グローバル500」の最新版を発表した。中国企業のランクインは昨年の35社から43社に増加。再編・合併後の中国航空工業集団公司は初申請でランクインが認められ、売上高217億3800万ドル、純利益5億6800万ドルで426位に入った。人民網が伝えた。
中国の航空ハイテク企業が初めて、ボーイングやEADSといった世界的に有名な航空会社と共にグローバル500に入った。同社は、グローバル500に初めてランクインした中国の軍需企業でもある。さらに、航空宇宙・国防セクターでは世界11位だ。
同誌は「中国企業のテイクオフ」という論説で「今年のグローバル500の重大なニュースは何か。それは、中国の各業界??航空工業から銀行・石油業まで??が見せた力強さだ」と指摘した。
中国航空工業集団公司は、国務院国有資産監督管理委員会が直接管理する超大型中央企業集団で、08年11月6日に中国工業第一集団公司と中国航空工業第二集団公司が再編・合併してできた。国防、輸送機、エンジン、ヘリコプター、機載設備・システム、多用途航空機、航空研究、飛行試験、貿易物流、資産管理、プロジェクト計画・建設、自動車の各セクター、約200社のグループ企業、20社余りの上場企業を擁す。
「人民網日本語版」2009年7月10日 |