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銀行業扱う金融機関、総資産73兆7千億元に
発信時間: 2009-07-20 | チャイナネット

中国銀行業監督管理委員会(銀監会)が17日発表した統計データによると、今年6月末現在、国内の商業銀行の不良債権率は1.77%に低下し、カバー率は134.3%に達した。「国際金融報」が伝えた。

銀監会がまとめた速報値の統計によると、今年6月末現在、銀行業を営む金融機関の国内における人民元・外貨建て資産は総額73兆7千億元に達し、前年同期比27.7%増加した。機関の累計別にみると、国有商業銀行の資産総額は38兆5千億元(同27.7%増)、株式制商業銀行は10兆8千億元(同34.3%増)、都市商業銀行は5兆元(同37.9%増)、その他の金融機関は19兆5千億元(同22%増)だった。

6月末現在、主な商業銀行(国有商業銀行と株式制商業銀行)の不良債権残高は4435億8千万元で年初より429億5千万元減少し、不良債権率は0.7ポイント低下の1.74%となった。外資系銀行の不良債権率は年初よりやや上昇したが、その他の商業銀行は不良債権率が軒並み低下した。

「人民網日本語版」2009年7月20日

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