工業情報化部が22日に発表したデータによると、工業生産の増加率は安定しており、上昇の兆しも見られる。全体的な収益状況もいくらか改善している。今年上半期、一定規模以上の工業企業(国有企業または年商500万元以上の非国有企業)の工業増加額は昨年同期比7%増となった。そのうち軽工業と重工業の伸び率は8.2%と6.6%で、それぞれ第1四半期を1.4ポイントと2.1ポイントを上回った。月ごとに見ると、1月と2月の伸び率は3.8%にまで下がったものの、3月は8.3%、4月は7.3%、5月は8.9%、6月は10.7%となった。「新華網」が伝えた。
6月の主要工業12産業のうち7産業の伸び率は、前月を上回った。このうち冶金・非鉄金属・電子・電力の4産業では伸び率は前月を2ポイント上回った。全国26省では工業伸び率が拡大(または減少率が縮小)、工業増加額が全国でも大きい山東省・江蘇省・河南省・遼寧省は良好な伸びを見せた。工業利益が大きく下がっていた傾向は緩和された。1月から5月、一定規模以上の工業企業の利益は前年同期比22.9%減となったが、下げ幅は縮まった。全国26省の工業損益状況も好転している。
「人民網日本語版」2009年7月23日 |