ホーム>>経済>>経済データ
上半期、中央企業の半数が増益
発信時間: 2009-07-22 | チャイナネット

 

中央政府直属の国有企業(中央企業)の責任者が集まる会議が21日に開催され、今年1ー6月には、低迷状態が続いていた中央企業の情況が好転し、回復傾向をみせたことが明らかにされた。

国務院国有資産監督管理委員会(国資委)が発表したデータによると、中央企業の売上高の落ち込みが抑制された。6月単月の売上高は1兆1725億9千万元で、前月比23.2%増加し、前年同月比では2.4%増加した。1ー6月の売上高累計は5兆3611億7千万元で前年同期比6.3%減少し、減少幅は第1四半期(1ー3月)を2.8ポイント下回った。

中央企業の利益減少幅が縮小している。6月単月の利益は751億9千万元で、前月比29.5%増加した。1ー6月期の利益累計は3160億3千万元で、前年同期比26.2%(1122億8千万元)減少し、減少幅は第1四半期を15.6%下回った。中央企業のうち1ー6月の利益が前年同期より増加したのは、全体の49.6%にあたる67社で、第1四半期より17社増加した。

利益コスト率(企業の一定期間の利益総額のコスト総額に対する比率)も前期に比べて緩やかに上昇している。1ー6月の利益コスト率平均は6.2%で、1ー5月に比べて0.2ポイント上昇し、第1四半期比では0.9ポイント上昇した。

上半期の中央企業の納税額は累計5236億8千万元に上り、前年同期比1.5%減少した。うち営業税と付加価値税は同17%増加した。統計を取った99社が今年採用する予定の大学卒業者数は20万3千人で、前年より7%増加した。

1   2    


  関連記事
  同コラムの最新記事

· 上半期、中国の工業増加額伸び率は7%に上昇 

· 上半期、中央企業の半数が増益

· 業績大幅増、証券会社55社の純利益が286億元に

· 第2四半期の住宅ローンが急増、4大銀行が主力に

· 穀物価格が6カ月続けて上昇、インフレ懸念高まる