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上半期、中央企業の半数が増益
発信時間: 2009-07-22 | チャイナネット

上半期には中央企業の多くが内部管理体制と管理構造の改革調整を加速させた。11社が合併再編を行ったため、中央企業数は年初の142社から136社に減った。また海外での合併買収(M&A)に積極的に参与している中央企業も多い。

国資委の李栄融主任は次のように述べた。外部環境が極めて困難な情況の中で、これほどの業績を上げたのは並々ならぬ努力あってのことだ。だが中央企業は軽視できない一連の問題を引き続き抱えており、問題点は主に次の4点に集約される。(1)一部の企業は売上高や利益がなお大幅な減少を続け、赤字から脱出できない企業もある(2)一部の企業は在庫品の運用資金と未収金が増加し、資金の運用圧力が引き続き増大している。また一部の企業では管理職が多すぎ、市場に対する反応が鈍くなっている(3)一部の企業は情勢の発展に対する追跡研究が不足している(4)少数の企業に無計画な投資や建設の重複といった現象がみられ、資産における負債比率が上昇を続けている??などだ。

国資委の計画では、2010年をめどに中央企業を80社から100社に減らす方針だ。李主任は「今年下半期には中央企業の合併再編を急ぎ推進すると同時に、中央企業ボードの整備も進め、遅れた生産能力を淘汰し、赤字企業や非主業ボードを清算するつもりだ」と述べた。

「人民網日本語版」2009年7月22日

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