第一回中米戦略・経済対話が27日から28日にかけて、ワシントンで行われた。アメリの政界や商工界の関係者は対話の成果や中米関係について、積極的に評価した。

対話が開幕した27日、アメリカのクリントン国務長官はガイトナー財政長官と共に、新聞『ウォールストリート・ジャーナル』で『中国との斬新な戦略経済対話』と題する文章を発表し、その中で「グローバル経済の発展、世界環境の保護、貧困国家の安定、大量破壊兵器や核拡散のリスクを防ぐなどの問題解決は米中協力にかかっている」と述べた。

また、アメリカ国務院の報道官は「今回対話で討議された戦略問題は米中のハイレベル会合で重要な役割を果たすだろう。経済問題の交渉に影響を与えない限り、外交政策を見直していく」と語り、これについてアメリカ財政省の報道官は「アメリカ国務院の参加は戦略経済対話に活力を注ぎ、米中関係の向上にプラスになる」と明らかにした。

更に、アメリカ参議院外交委員会のケリー議長は「米中戦略経済対話は両国の金融、安全協力における最も重要なフォーラムで、これをきっかけに、両国のクリーンエネルギーなどへの協力が強まってほしい」と期待を寄せた。

そのほか、アメリカの商業界代表や企業関係者も対話の成果を高く評価した。

「中国国際放送局　日本語部」2009年7月29日