ホーム>>経済>>視点
中国で、物価上昇の圧力が出現
発信時間: 2009-07-31 | チャイナネット

 31日付けの新聞『人民日報』は中国国家発展改革委員会の彭森副主任の話を引用して、「今後の物価の成り行きは好転するものの、経済回復の情勢がまだ安定していない。国内外の不安定要素が依然として多いため、経済構造の見直しや発展様式の転換が日増しに大きなプレッシャーにさらされている。十分な流動性があり、物価上昇の圧力は徐々に現われるだろう」と指摘した。

 中国価格フォーラムが30日と31日に河北省の秦皇島で開かれた。彭森副主任はフォーラムで発言し、「引き続き市場の導きに従って、積極的かつ安定的に電力、天然ガス、水など、資源の価格を見直し、汚水処理、ゴミ処理など、環境保護に関する有料化改革を行っていく。一方、価格改革により、低所得者や貧困層の生活レベルが落ちることを防ぐべきだ」と語った。

 フォーラムはまた、内需拡大、経済発展構造の見直し、農民に対する優遇価格措置の実施などについて討議した。

「中国国際放送局 日本語部」2009年7月31日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 下半期の外資導入依然として難しい 商務部

· 人民銀行、「東北地区は外資導入の規模を拡大すべきだ」

· 中国で、物価上昇の圧力が出現

· 中国「小型火力発電施設の閉鎖は電力供給に影響なし」

· 論評:中米関係は新しい起点から再出発