中国保険業監督管理委員会（保監会）の責任者は2日、保険の電話による販売業務モデルのさらなる普遍化を確実なものにするため、保監会は保険の電話販売を行う機関や販売担当者の資質、販売する製品、販売プロセス、顧客情報の安全な管理、アフターサービスなどを規範化すると発表した。特に電話販売業務を行う生命保険会社に対して、全国メディアを通じて電話番号を公表するよう求めるとしている。

　保険の電話販売に関する法律の効力の問題について、同責任者は消費者に対して次のように注意を促す。電子署名の法的規定に基づき、電話の内容を録音して、これを契約締結の一つの形式とすることができる。だが当事者の意志を証明する有効な証明書類が備わっていなければ、電話内容の録音は法的効力を失う。保監会は今後、電話販売業務に対する検査や監督を強化する方針だ。

　「人民網日本語版」2009年8月3日