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中国、7月のCPIとPPIの下げ幅が拡大 |
発信時間: 2009-08-11 | チャイナネット |
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8月11日の7月の経済データに関する発表会の模様 中国国家統計局の8月11日の発表によると、7月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月に比べ1.8%低下した。食品類価格は1.2%、非食品類価格は2.1%低下。7月のCPIの下げ幅は6月を0.1ポイント上回り、今年に入って最低となった。2003年のアジア金融危機以来、CPIが6カ月連続でマイナス成長となったのは初めて。 7月の生産者物価指数(PPI)は同8.2%低下し、下げ幅は6月を0.4ポイント上回り、1996年以来の最低を更新した。今年1~7月まで、PPIの下げ幅は月ごとに拡大している。 また、1~7月期のCPIは前年同期比で1.2%低下し、PPIは6.2%低下した。 7月の物価指数は市場の予想とほぼ一致している。市場ではこれまでに、7月のCPIの前年同期比伸び率は引き続き下がり、PPIの下げ幅は拡大すると予想されていた。 しかし、前月比のデータを見ると、7月のPPIは0.1ポイント上昇し、4月から4カ月続けて上昇しており、CPIは横ばいとなっている。 中国人民銀行(中央銀行)が7月下旬に発表した『2009年第2四半期マクロ経済情勢分析』では、CPIが下半期に下げ止まり、上昇に転じる可能性があるとされ、今年第3四半期末にCPIは底を打つと予測されていた。 「チャイナネット」 2009年8月11日
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