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中国の米国債保有額、1年ぶりに大幅減 |
発信時間: 2009-08-18 | チャイナネット |
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米財務省が17日に発表したデータによると、6月末時点で、中国の米国債保有額は7764億ドルとなり、5月末の8015億ドルと比べると、251億ドル減少し、減少幅は3%を上回った。世界最大の米国債保有国である中国の保有額が大幅に減少したのは1年ぶりとなる。 注意すべきなのは、中国が米国債を売却すると同時に、米国債保有国2位の日本が6月に346億ドルを買い増しし保有額が7118億ドルとなり、中国との差を縮めたことである。同じく3位のイギリスも、5月末の1638億ドルから6月末の2140億に502億ドル増やし、増加幅は30.6%を上回った。 しかし、米財務省が17日に発表したデータによると、中国は依然として米国債の最大保有国である。中国は今年4月にも、米国債保有額を3月の7679億ドルから7635億ドルに減らしている。 月ごとのデータでは、2008年6月以降、中国の米国債の売り越しはこの2回のみで、その他の月はすべて買い越しとなっている。この1年間で、中国の米国債保有額は2413億ドル増加した。 6月末現在、米国債保有国1位、2位、3位の中国、日本とイギリスの保有額はそれぞれ7764億ドル、7118億ドル、2140億ドルとなった。そのほか、米国債保有国9位と10位の香港と台湾は6月、保有額をやや増やし、それぞれ998億ドルと770億ドルとなった。 「チャイナネット」 2009年8月18日
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