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北京市の科技サービス業が急成長 金融業に次ぐ伸び
発信時間: 2009-08-19 | チャイナネット

 北京市の科技サービス業が生み出した付加価値額は今年上半期、397億元にのぼり、昨年同期比20.6%の増加率を記録した。この増加率は、産業部門別で金融業に次ぐ2位となっている。そのうち日本と欧米を主な対象とするアウトソーシングサービス業は力強い発展を見せ、多くのアウトソーシング企業が収入倍増を実現した。「中国新聞網」が伝えた。

 北京中関村管理委員会の李石柱・副主任によると、金融危機の影響を受け、アウトソーシング関連分野の注文数は世界的には急減している。日本や欧米の企業はコストを引き下げるため、環境がますます整いつつある中国のアウトソーシング企業を選ぶようになった。このため、中国企業の国際市場のシェアはむしろ増大する結果となった。

 北京中関村のアウトソーシングサービス業は経済低迷という状況下で発展のチャンスに恵まれている。中関村の科技イノベーション産業のうち、ソフトウェアとバイオ医薬を重点とするアウトソーシング業は特に大事な部分となっている。昨年、中関村のソフトウェアアウトソーシング業は40億元、バイオ医薬アウトソーシング業は100億元にのぼる売り上げを記録した。

 中関村のアウトソーシングが急速に成長している原因について、李副主任は、「政府の力強い支援と高レベルの人材、整備された市場環境、技術的な土台によって、中国のアウトソーシング業の競争力が相対的に強まっているためだ」と分析している。

 「人民網日本語版」2009年8月19日

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