ホーム>>経済>>地方経済
重慶市、2012年に鉄道がロッテルダムに直通
発信時間: 2009-08-25 | チャイナネット

重慶市は中国の南西部地域に位置し、中国で最大面積の内陸部の直轄市である。

8月4日午後、黄奇帆重慶市常務副市長は記者の取材を受けた際、2012年に重慶―ロッテルダム鉄道が完工し、その時になれば、重慶からヨーロッパまでの鉄道貨物輸送は13日間しかかからなくなるとし、さらに次のように語った。

加工貿易の中でカギとなる2つの物流コスト――生産に必要な部品と原材料などの購入物流コストと生産完成後の製品販売と関連のある出荷物流コストはもし沿海地域のそれと同じレベルを保つことができるならば、沿海地域と競争を行う原動力が生まれることになる。重慶市はこの2つの物流コストについて沿海地域と「バランスをとらせる」能力を持っている。

鉄道部は沙坪壩団結村のコンテナ中枢ステーションを建設し、上海の洋山コンテナ貨物輸送港に直通する専用列車を増やすことを認可した。こうすれば、重慶の製品はわずか一昼夜で上海港に到着することができ、鉄道・海上一貫輸送の高効率輸送の問題が解決されるにとになる。

このほか、重慶―蘭州―新疆―モスクワ―ロッテルダム鉄道も2012年に竣工し、重慶から欧洲までわずか13日間の道のりとなり、重慶からヨーロッパへの距離は沿海地域からヨーロッパへの距離よりずっと近くなる。

「チャイナネット」 2009年8月25日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· チベット上半期の輸出入総額、前年比22.94%増

· 北京の家庭住宅購買力、世界で極端な低さ

· 少数民族地区、特色ある農工業システムが形成

· 広州市民の平均飲食消費額、全国の4倍超に

· 2G携帯、3Gの伸びで市場を追い出される