ホーム>>経済>>業種動態
米誌「未来の世界都市」、北京・上海が候補に
発信時間: 2009-09-04 | チャイナネット

上海外灘の夜景


 ▽経済的基盤が重要な要因

 ある報道によると、候補都市が発展を遂げている理由はその経済的基盤にある。過去25年間に、インドでは一人あたり平均所得が4倍増加し、中国では15倍にも増加した。一方、米国の増加率は2.45倍にとどまり、西側諸国の多くはこれを下回った。

 基礎的な工業が候補都市の経済発展を支える主要な動力となっている。サンパウロでは製靴産業、航空産業、科学技術産業などがいずれも飛躍的に成長し、ブラジルの再生できるエネルギーと伝統的なエネルギー産業を制覇している。モスクワとドバイの成長エンジンは石油だ。昨年、原油価格が急落すると、UAEでは総額5820億ドルに上る半数以上のプロジェクトが中断されたが、今年に入ってから原油価格は回復しており、これらの都市も発展への動力を回復するとみられる。オーストラリアで最も豊かな都市・パースは豊富な資源を擁し、鉄鉱などの重要製品の産地にも隣接し、シドニーやメルボルンなどの大都市にとって大きな脅威となっている。

 「人民網日本語版」2009年9月4日


     1   2  


  関連記事
  同コラムの最新記事

· 中国の十大産業振興計画のうち60あまりが実施

· 新エネルギー自動車が大躍進、産業間の連携強化

· 上海・深セン株式指数、今年2番目の上げ幅

· 創業板の口座開設から50日、投資家は依然として様子見

· 国連、「2009年貿易開発報告書」を中国で発表