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世界的視点からみた中国経済
発信時間: 2009-09-14 | チャイナネット

▽中国と各国との経済協力は一種の互恵関係

 ここ数年、中国経済の急速な発展に伴い、他国との経済貿易協力がますます盛んになり、中国企業は世界の各大陸への進出をスタートした。こうした動きについて、中国の外では常に一連の誤解がまかり通ってきた。今年の年次総会では、こうした誤解について、発展途上国の代表が客観的な評価を下した。

 ナイジェリア中央銀行の副総裁は「中国はアフリカで経済の各分野をめぐる投資を行っており、こちらからも多くの製品を中国に輸出している。中国のアフリカ全体に対する影響力が高まっており、これは一種の相互利益の関係であり、一種の協力でもある」と話した。

 モンゴル鉱物資源・エネルギー省の大臣は「中国経済の成長は、私たちにも多くの発展チャンスをもたらした。過去5年間に、私たちの平均成長率は6%から7%に達した」と述べた。

 金融危機のさなかにあって、中国は世界で最も活力を備えた経済体の一つになった。世界に大量の製品を輸出すると同時に、世界からますます多くの製品と技術を輸入するようになった。清華大学中国・世界経済研究センター(CCWE)の李稲葵主任は「中国が国際金融危機の中でも成長を維持していることは、世界の他地域の経済の安定と発展にプラスになる」と述べた。

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