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アジアの経済モデル、従属型から自主型に転換
発信時間: 2009-09-18 | チャイナネット

金融危機の影響を受け、アジア経済は「従属型」から「自主型」へと転換を始めている。この経済成長モデルの大きな変化はアジアの経済構造に影響するだけでなく、世界経済の既存構造への挑戦ともなり、資本市場を含む多くの市場に影響する。

金融危機から1年が経過した。この1年で、世界経済は錯綜し見通しもはっきりしなかったが、一つの変化があったことは明らかである。金融危機の打撃を受けてから、アジアの経済成長モデルは微妙に変化し、「従属型」から「自主型」への転換の兆しが現れた。アジアにとって、この変化はよくあることではない。成長モデルの変化はアジアの投資、消費、ビジネスモデルに影響するだけでなく、資本市場を含む世界経済秩序にプラスの影響をもたらすことにもなる。

長期にわたり、アジア経済は主に外需に頼って成長を維持してきた。日本のような先進経済体であっても、中国のような新興経済体であっても、工業化を真っ先に実現した国・地域であっても、その他の後出の優秀国であっても、発進時にはみな加工貿易方式をとっている。日本や韓国なども長期にわたって外需に依存していた。

欧米などの先進経済体が引き起こした今回の金融危機は、私たちに教訓を与えた。外需には多くのメリットがあるが、自身の需給構造を捻じ曲げ、産業構造と住民消費の構造が不釣り合いとなることを気付かされた。外需が萎縮すれば、企業だけでなく無数の産業労働者も被害を受け、地域全体の経済が混乱することになる。

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