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アジアの経済モデル、従属型から自主型に転換
発信時間: 2009-09-18 | チャイナネット

多くのアジア諸国と地域は現在、内需の中から成長の原動力を見つけ出し、アジアは内需、特に消費で経済成長を促進する必要があると考えている。これは現在の危機に対応するためだけでなく、新たな発展の道を模索するためでもある。

また、アジアの経済成長を見ると、アジア経済はすでに内需に頼り安定した成長を維持する新たな段階に来ている。過去30年、アジア経済、特に中国経済の急速な発展は世界から注目されてきた。アジアには日本のような先進国もあれば、中国のような後から発展した国もある。アジアの1人当たりGDPは、アジアがまた上昇段階に入ったことを示している。

需給構造を見ると、アジアの生産と消費には特徴があり、アジア経済の内在の平衡を実現させ、良好な内部循環を形成することにより、国際金融危機のような外的ショックを食い止めることができる。供給について言えば、アジアは「世界の工場」で、世界最大の製造業基地である。第一次産業、第二次産業、第三次産業がそろっており、大部分の需要を満たすことができる。需要については、アジアは世界で最も人口が多い地域で、市場が最も大きく、発展の差が最も大きい地域でもある。様々な異なる需要はアジアに無限の可能性をもたらしている。

アジア諸国と地域は現在、共同利益や共同発展の面において積極的に模索している。欧米などの経済大国もアジアとの協力強化を望んでおり、アジアの経済成長の原動力で現在の情勢を改善し、世界経済を健全な発展の軌道に乗せようと努めている。

「チャイナネット」 2009年9月18日

 

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