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世界銀行、低所得諸国の苦境への注目をG20に呼びかける
発信時間: 2009-09-17 | チャイナネット

 
 世界銀行は16日に報告を発表し、43カ国の低所得国が世界経済後退による打撃を受けたことを指摘すると共に、24日から25日にかけてピッツバーグで開かれるG20・主要20カ国・地域サミットに対し、これらの国の苦境に注目するよう呼びかけた。

 世界銀行のロバート・ゼーリック総裁は「貧しい国は経済危機の最大の被害者である。多くの国は、貧困な状態に陥り、多くの分野で遂げた進展もまた逆に後退した。G20は金融危機がこれらの国にもたらした打撃を無視すべきではない」と強調した。

 また、報告は「国際社会はこれら低所得諸国の課題に効果的な対応ができなければ、ここ数年間で、貧困撲滅と成長促進で収めた成果にもマイナスの影響を与える恐れがある」としている。

「中国国際放送局 日本語部」2009年9月17日

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