北京市統計局と国家統計局北京調査総隊が14日に発表した今年1ー8月の北京市の不動産市場の運営状況によると、分譲マンション販売戸数は昨年の総数を上回った。販売価格は6カ月連続で上昇を続けており、五環路内の販売価格は1平方メートルあたり1万7千元に迫りつつある。「新京報」が伝えた。
8月には販売価格が上昇傾向を保ち、前年同月比1%上昇した。うち新築物件は同2.1%、前月比1.3%上昇した。前月比価格は6カ月連続の上昇だった。
データをみると、完成前の住宅物件の販売価格は四環路内で1平方メートルあたり1万8千元を超え、六環路内でも同1万元に迫っている。同市統計局の責任者によると、不動産価格が短期間に急速かつ大幅に上昇したため、様子見の傾向が生じる可能性がある。上半期の市場での販売戸数や販売価格はいずれも急速に上昇したが、7月以降は徐々に沈静化の兆しがみえている。
1ー8月の市内全体の分譲マンション販売戸数は10万3千戸で、前年比109.4%増加した。前年の販売総数は9万4千戸だった。
一級の開発投資の影響により、不動産開発投資が大幅に回復した。1ー8月の実行ベース不動産開発投資は総額1478億4千万元に上り、前年同月比44.2%増加した。うち8月の投資額は273億3千万元で同約3倍増加した。
「人民網日本語版」2009年9月15日