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中国贅沢品市場規模が50億ドルに 伸び率世界一
発信時間: 2009-09-27 | チャイナネット

▽義鳥:路上にあふれる高級車

中国で高級車が最も集まっているのはどこの都市か。答えは、北京でもなく、上海でもなく、広州でもなく、浙江省の義鳥だ。小商品市場で知られる県級市の義鳥は、中国経済にさまざまなモデルを築いてきた。自動車市場としても、義鳥は高い地位を持ち、数々の奇跡を起こしている。義鳥の町に立っていると、BMW・ベンツ・ポルシェ・アウディ・ハマー・フェラーリなどが次々と走っていくのが見られる。辛抱強く待っていれば、ロールスロイス・ベントレー・マイバッハ・ランボルギーニなどの最高級車を見ることもできる。

07年、BMWの正規販売店が義鳥にオープンした。このニュースは全国的に有名となった。中国の県級市でBMW販売店が開かれたのは初めてだったからだ。開業式典にはBMW中国区の総裁も出席した。BMWの義鳥での年間販売台数は2000台余りに達している。

杭州や上海にあるその他のブランドの高級車販売店でも、義鳥ナンバープレートの付けられる車が増えている。義鳥の市民は杭州ポルシェセンターを頻繁に訪れる顧客となっている。義鳥市では、1000万元以上する高級車が数十台ある。ロールスロイスだけで13台あり、広東省全体の総台数を超えている。

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