『証券時報』

財政部の謝旭人部長：税務環境の改善が経済回復にプラス

第3回国際税務対話（ITD）世界大会がまもなく北京で開かれる。中国財務部の謝旭人部長は22日、「今回の会議はG20ピッツバーグ・サミットで達した合意を実施し、各国間の金融分野の税務政策の協調を高め、国際金融の税務環境を公平かつ良好に改善し、世界経済の回復を促進するのにプラスとなる」と述べた。

第3四半期のGDP成長率は8.9％、成長が四半期ごとに加速

中国国家統計局は22日、第3四半期の経済データを発表した。データによると、第3四半期のGDP成長率は8.9％に達し、成長速度は四半期ごとに加速している。今年1～9月のGDP成長率は7.7％だった。消費者物価指数（CPI）と生産者物価指数（PPI）は前四半期比でプラス成長に転じ、前年同期比では下げ幅は縮小している。

保監会、保険会社の債券への投資を緩和

中国保険業監督管理委員会は、保険会社の債券投資に関する政策を調整し、債券への投資比率と範囲を拡大した。保険機関の社債への投資比率は、前四半期末の総資産の30％以下とされていたのが、最大40％まで引き上げられた。また、無担保債への投資も許可された。