『上海証券報』

創業板、今日取引を開始

深セン証券取引所は深セン市五洲賓館で30日8時から、創業板第1陣の上場セレモニーを開催した。中国人民銀行、中国証券監督管理委員会の指導者や関連の省、市、自治区の政府代表など、全国各地から500人以上の来賓がセレモニーに参加した。

陳東征理事長：創業板上場初日は利益ばかり追求してはいけない

深セン証券取引所の陳東征理事長は29日、第1陣の創業板上場前夜にメディアの取材に応じた際、「各投資家、特に中小投資家が創業板のリスクをよく理解した上で慎重に投資を行うことを望んでいる。上場初日は盲目的に利益を追求すべきでない」と述べた。

上場会社、1～9月の業績が予想上回る

上場会社の第3四半期報告が明日完了する。データによると、経済回復の動きは徐々に明確となり、上場会社の1～9月の業績は全体的に予想を上回っていることがわかった。純利益は前年同期比で約2％減となり、EPS（1株当たり利益）は0.3元を超え、2008年度の水準をわずかに下回る程度だった。170社以上がまだ第3四半期報告を行っていないが、全体的な状況が大きく変わることはないと見られている。