工業情報化部によると、中国では第三世代携帯電話(3G)ネットワークの構築が全面的に推進され、今年の第3四半期までにのべ961億元の3Gへの投資が行われた。新華社のウェブサイト「新華網」が27日伝えた。
工業情報化部通信発展司の祝軍副司長によれば、中国移動(チャイナ・モバイル)の第2期TD ?SCDMAネットワーク工事はすでに終え、TDネットワークの品質が著しく改善され、通話完了率や2Gから3Gへの切換成功率は第1期に比べて明らかに良くなった。第3期工事では年内に200都市へのネットワーク敷設を完成する計画だ。一方、ライバルの中国電信(チャイナ・テレコム)は342都市でCDMA EVDOネットワークを開通した。中国聯通(チャイナ・ユニコム)は285都市でWCDAMAネットワークを開通し、今月1日から本格的に商業運営を始めている。
3Gネットワークの整備が進むにつれ、様々なアプリケーションも打ち出されている。中国移動はTDのM2M(機械同士による自動制御システム)サービスをすでに動物の起源の研究のほか、消防モニターなど20以上の分野で応用している。最近では携帯電話上のアプリケーションストアを発表した。中国電信も「3G翼起来」活動を大々的に展開、今シーズンはさらに携帯電話コミュニティやスピード通信、BBSなど特色あるアプリケーションを発表した。中国聯通の携帯検索や携帯ミュージックなど7つの独自性のあるサービスも次々と試運営が始まる予定で、その他のサービスも急ピッチで開発が進められている。
「人民網日本語版」2009年10月28日