『証券日報』

恒大地産：香港市場に上場　許家印氏が富豪トップに

中国の不動産大手である恒大地産（香港03333）が今日、香港証券取引所に上場した。先日上場した禹洲地産（香港01628）が公開価格を下回ったことにより投資家の警戒感は高まっているが、恒大地産のグレーマーケット（上場前の相対取引）が好調で、龍湖地産のIPOへの注目が高いことを見ると、向こう1週間は不動産株に人気が集まることが予想される。

証監会、『中国証券監督管理委員会の従業員行為準則』を公布

中国証券監督管理委員会（証監会）は11月4日、『中国証券監督管理委員会の従業員行為準則』を公布した。同『準則』は9章33条からなり、証監会の従業員の法に則った監督管理、勤勉、責任、清廉潔白、守秘、回避、監督管理などに対して明確な規定を設けた。

証券会社、1～9月は前年同期比23％増益

今年1～7月、A株市場は上下しながら上昇し、上海総合指数は3000ポイントまで上昇、8月と9月は大幅な反落となった。市況の予想と把握が異なることから、証券会社の業務にも差が生じている。第3四半期報告によると、今年1～9月、上場証券会社10社の証券業務の利益は約48億元で、前年同期比23％増となった。

「チャイナネット」　2009年11月5日