イタリアの自動車大手フィアットグループ傘下のフェラーリ・アジア・パシフィックエリアのマルコ・マテアッチ最高経営責任者（CEO）は、3日に行われた新型車「フェラーリ599　GTB　Fiorano」の発表会で、中国は今後5年以内に高級スポーツカー・フェラーリの世界三大市場の一つになるとの見方を示した。ロイター社が伝えた。

　マテアッチCEOによると、フェラーリ部門は3年後に年間約600台の販売台数達成を目指している。

　中国は現在、フェラーリの世界十大市場の一つであり、5年前の中国進出以来の販売台数は累計約650台に達した。

　フェラーリのライバルであるドイツのポルシェは、今年4月に行われた上海モーターショーで、各方面の期待を集める高性能デラックスカー「Panamera」をお披露目し、中国市場の重要性をアピールした。

　「人民網日本語版」2009年11月4日