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日米欧および中国政府の条件付き認可を受け、日本の家電大手パナソニックのTOB(株式公開買付け)による電機大手・三洋電機に対する買収が5日、正式に始動した。買収の成功により、パナソニックは家電世界最大手を目指す。「北京晨報」が伝えた。 パナソニックの大坪文雄社長は、同社の白物家電の省エネ性能および買収後の両社による太陽電池、燃料電池、充電電池などの技術および市場での優位性を生かし、パナソニックの創業100年(2018年)までに、総合エネルギーメーカー、そして世界最大の家電メーカーへの変貌を遂げたいとしている。 両巨頭による再編により、一部市場で独占発生の可能性があり、市場競争に脅威を与えるとして、パナソニック側の計画は今年3月に完成したものの、日米欧および中国など主要市場の認可待ちとなっていた。 今回のTOBは来月7日まで続けられる。買収完了後も、三洋側はブランドを引き続き使用し、株式上場も続ける。 「人民網日本語版」2009年11月6日
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