中華人民共和国とポルトガルは1999年12月20日に政権交代の式典を開き、中国は澳門に対する主権行使を回復した。また、『中華人民共和国憲法』第31条の規定に基づき、澳門特別行政区が設立された。『中国・ポルトガル共同声明』と『澳門基本法』で、澳門特別行政区は「一つの国家、二つの制度」という方針に基づき、社会主義の制度と政策を実施せず、現行の資本主義制度と生活スタイルを維持し、これを50年間継続することが明記され、「澳人治澳（澳門は澳門の人々が統治する）」、高度の自治が実行された。

「チャイナネット」　2009年12月17日