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中国・ASEAN自由貿易エリアが発足
発信時間: 2010-01-02 | チャイナネット

中国・ASEAN自由貿易エリアが1日に発足た。これは人口19億、年間のGDP6兆ドル、年間貿易額4億5000万ドルに達する世界最大の自由貿易エリアになる。

この自由貿易エリアは、中国にとっては外国と共同で構築した初のものである。ASEANにとっては、1つの共同体として外部と共同で構築したはじめてのもので、また、発展途上国にとっては世界最大規模の自由貿易エリアとなり、21世紀前半における世界の経済と政治に大きな影響を与えると見られている。

中国・ASEAN自由貿易エリアの発足後、中国へのASEANからの輸入関税率は9.8%から0.1%に下がり、中でもベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマーからの輸入では、ゼロ関税が9割を占める見込みである。

一方、一部の専門家は、この「ゼロ関税」実施は中国とASEAN双方の一部の同質化した農産品には打撃となる恐れがあると見ている。
 「中国国際放送局 日本語部」 より2010年1月2日

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