グーグルは米国時間12日、グーグルの中国サイトを閉鎖して中国市場から全面撤退する可能性を明らかにした。中国新聞網が13日に伝えた。
グーグルのデビッド・ドラモンド最高法務責任者は12日午後、グーグルのブログにおいて上記のコメントを発表した。中国新聞社が電子メールを通じてグーグルに説明を求めたところ、グーグルの広報部門から電話があり、ドラモンド氏の発言が正しいことが実証された。
グーグルは今後数週間にわたり、法律の範囲内での運営について中国側と話し合いを行うとしている。
中国市場からの撤退のニュースはグーグルの中国における従業員たちに大きな喪失感を与えている。グーグル中国の劉允副総裁を含む幹部は12日朝、このニュースについて何も知らされておらず、出勤後に初めて、グーグル中国のイントラネットがすでに全て切断されている事を発見したという。
「人民網日本語版」2010年1月14日