中国証券監督管理委員会は14日、ファンド管理会社60社が2009年末の時点で管理していた各種資産は前年比40%増の3兆1000億元にのぼることを明らかにした。国際金融報が伝えた。
尚福林委員長によると、同委員会は昨年以来、ファンド業界の革新的発展と誠実運用の推進に力を入れてきた。ファンド評価や販売費用管理制度を制定したほか、ファンドマネージャー登録制度も実施、市場をけん引するファンド商品の分類審査制度を立ち上げ、ファンド商品の構造転換を推進してきた。
昨年はファンドの新規発行部数が急増、1年間で118部が発行され、募集ファンドは3782億元にのぼった。
過去の統計をみると、2007年にファンド会社が管理していた各種資産は3兆3000億元、2008年は株式市場の下落でそれが2兆元近くまで落ち込んだ。
「人民網日本語版」2010年1月15日