国家発展改革委員会と国家統計局が15日発表した調査結果によると、昨年12月には全国の大・中都市70カ所で不動産販売価格が前年同月比7.8%上昇、上昇幅は前月を2.1ポイント上回った。前月比では1.5%上昇し、上昇幅は前月を0.3ポイント上回った。
データによると、新築分譲住宅の販売価格は前年同月比9.1%上昇し、上昇幅は前月を2.9ポイント上回った。前月比では1.9%上昇し、上昇幅は前月を0.4ポイント上回った。うち分譲面積90平方メートル以下の新築分譲住宅の価格は前年同月比で11.6%、前月比で2.0%、それぞれ上昇した。
タイプ別にみると、低所得者向け住宅(経済適用住房)の販売価格は前年同月比0.8%、前月比0.1%上昇した。一般タイプ分譲住宅の販売価格は前年同月比11.0%、前月比2.4%上昇した。高級タイプ分譲住宅の販売価格は前年同月比7.2%、前月比1.3%上昇した。
地域別にみると、前年同月比の新築分譲住宅価格が上昇した都市は69カ所で、うち上昇幅が大きかったのは広州(19.9%)、深セン(14.3%)、海口(13.4%)、北京(13.2%)など。前月比の価格が上昇した都市は66カ所で、上昇幅が大きかったのは北京(4.5%)、海口(3.3%)、天津(3.0%)など。
中古分譲住宅は、販売価格が前年同月比6.8%上昇して、上昇幅は前月を1.3ポイント上回り、前月比では1.0%上昇して、上昇幅は前月を0.4ポイント上回った。地域別にみると、前年同月比の価格が上昇した都市は深セン、杭州、廈門(アモイ)など69カ所に上った。
「人民網日本語版」2010年1月15日 |