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中国、石炭・金・銅などの超大型新鉱床を確認
発信時間: 2010-01-18 | チャイナネット

中国は15日、2009年度の鉱物資源探査の重要成果を公表した。

それによると、同年に新たに確認された鉄鉱石資源量は約50億トン、石炭資源量は1500億トン、銅資源量は約2000万トン、ボーキサイト資源量は2億6000万トンとなった。これについて、国土資源部の幹部は、これらの資源が開発・利用されれば、中国の資源のボトルネックを大きく緩和することが可能との見方を示した。

国土資源部の張洪涛シニアエンジニアは15日に記者のインタビューに応じた際、「2009年に中国が新たに確認した鉱床は621カ所に達し、そのうち中型・大型鉱床は159カ所で、石炭と鉄、銅、アルミニウムなどの重要金属の鉱物資源の探査においては大きな影響力のある成果を挙げている」と話す。

鉄鉱探査で大きな飛躍

遼寧省の本渓、河北省の東部、山東省の兗州、四川省の攀西、安徽省の廬樅などの探査地域で、計約50億トンの鉄鉱石資源を新たに確認した。

銅などの非鉄金属の探査で大きな成果

南西部の3江(金沙江、瀾滄江、怒江)、岡底斯(ガンディセ)などの資源基地では、銅資源2千万トン近くを確認し、山西省、河南省などの地区でボーキサイト資源2.6億トンを確認した。

金鉱の探査で重要な進展

青海省の大場、山東省の焦家などの地区で金鉱資源255万トンを確認し、中国の貴金属資源の保障程度を高めた。

2009年、中国は地質調査と固体鉱物資源の探査に277億元の資金を投下した。国土資源部地質探査司の彭斉鳴司長は、国が地質探査を財政予算の重点項目に組み入れており、国有企業や民営企業の地質探査への参与意欲は高いと指摘する。中国の2010年の地質探査への資金投下はさらに拡大し、鉱物資源の発見でより多くの進展が見られることが期待できる。

「チャイナネット」 2010年1月18日

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