3.投資は比較的速い伸びを維持し、民生分野への投資増加が目立った。
社会固定資産投資は前年比30.1%増の22兆4846元となり、2008年の伸び率を4.6ポイントを上回った。そのうち、都市部固定資産投資は19兆4139億元で30.5%増、農村部固定資産投資は3兆707億元で27.5%増。地域別で見ると、東部、中部、西部地区の都市部への投資はそれぞれ23.9%、36.0%、35.0%だった。
4.国内市場の販売は急速な伸びを維持し、一部製品の販売は急速な伸びを示した。
社会消費財小売総額は前年比15.5%増の12兆5343億元に、価格変動要因を除いた実質伸び率は16.9%となり、2008年を2.1ポイント上回った。業種別では、卸売り・小売業の消費財小売額が10兆5413 億元で15.6%増、ホテル・飲食業の消費財小売額が1兆7998億元で16.8%増となった。
5. 消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)は通年で下降したが、年末には上昇傾向が見られた。
CPIは通年では2008年より0.7%低下したが、11月にはプラス成長に転じ、伸び率は0.6%に達した。工業製品出荷価格は5.4%低下したが、12月には1.7%のプラス成長となった。
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