財政部が22日発表したデータによると、2009年には一級・二級レベルの高効率省エネエアコンの販売台数は420万台に達し、08年の売り上げ台数の3倍に達した。高効率省エネエアコンのエアコン市場占有率はかつての約5%から、昨年は50%以上へと大幅に拡大した。
同部の責任者によると、同部、国家発展改革委員会が昨年6月1日に省エネ製品を購入した場合の優遇措置をスタートしたことを受けて、省エネ効果が明らかで、使用量が多く、生活必需品である高効率省エネエアコンがまっさきに同措置の対象製品となった。同措置によれば、同タイプのエアコンを購入する場合、1台につき300元から850元の定額補助金が支給されることになり、メーカーは補助金の受給を前提として価格設定を行うようになった。現在、27メーカーの4290製品が対象リストに入っている。
昨年10月末までに、中央政府は同措置のために8億800万元を拠出した。メーカー各社は同タイプエアコンの生産・販売に特に力を入れ、価格を大幅に引き下げた結果、1台あたりの平均価格は3千-4千元から2千元前後に下がって、四級・五級レベル製品と大差なくなり、消費者の購買意欲がより刺激されることになった。
「人民網日本語版」2010年1月25日 |