ホーム>>経済>>業種動態
中国、2010年の観光収入1兆4400億元を目指す
発信時間: 2010-01-25 | チャイナネット

国務院が打ち出した観光業の急速な発展に関する意見を全面的に実施する初めての年である2010年、国は観光業の総収入目標を前年比12%増加の1兆4400億元と設定した。また関連産業で新たに50万人の雇用を達成することも目標に掲げた。

国家観光局の邵叙ャ偉局長は25日に行われた2010年全国観光業務会議で次のように述べた。2010年には国内観光業が安定した急成長を保ち、海外から中国を訪れる入境観光市場が全面的に回復し、中国から海外を訪れる出境観光市場は引き続き緩やかに発展するとみられる。通年の発展目標は、国内観光客数を前年比13%増ののべ21億5000万人、国内観光収入を同13%増の1兆1500億元とし、入境観光客数を同5%増ののべ1億3200万人、このうち一泊以上滞在する観光客数を同7%増ののべ5450万人とし、外貨収入を同8%増の430億ドル、海外への出境観光客数を同7%増ののべ5100万人とする。

邵局長によると、各級観光部門は今年、国内、入境、出境の三大市場の関連づけを正確に行い、観光業発展モデルの転換を達成し、業務の重点を国内旅行に移すことが必要だという。

また邵局長によると、今年は地域単位で観光業の改革・刷新を推進する必要がある。海南省、広西チワン族自治区、雲南省などでは、観光業総合改革モデル事業を急ぎ推進する必要があり、広東省、福建省、天津市、四川省成都市と重慶市、湖北省武漢市、湖南省長沙、株洲、湘潭の各市などでは、改革開放と密接に結びついた先行モデル事業を進める必要がある。また河南省、江蘇省、浙江省、山東省などでは、条件を満たした地域で観光業の改革プロセスを加速させる必要がある。

「人民網日本語版」2010年1月25日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 中国、レジャー用品の主要生産国に

· 会議・展示会産業 中国の成長産業に

· 2月1日、中国4大証券新聞トップニュース

· 四川省筠連県で石油と天然ガス発見

· 中国、世界最大のモバイルラジオ・テレビネットワーク建設