国家統計局中国経済景気観測センターと米調査会社ニールセンは27日、中国消費者信頼感指数を初めて共同で発表した。当面の中国経済に対する消費者の楽観的な判断と今後も経済は好転を続けるという信頼感、将来の雇用情勢や所得増加への期待感などから、昨年第4四半期(10-12月)には消費者の信頼感が上昇を続け、指数は前期を3.1ポイント上回る103.9ポイントに達した。
ニールセンの調査によると、同期の世界の消費者信頼感指数は1ポイント上昇し、米国では2ポイント低下した。中国消費者の信頼感の上昇ぶりは世界的水準をはっきりと上回った。
今回の調査によると、同期には現下のマクロ経済情勢に対し楽観的な見方をする消費者が79%に達し、前期を36ポイント上回った。今後12カ月間の経済情勢は好調とみる消費者は87%に達し、前期を5ポイント上回った。雇用情勢に対する消費者の満足度は目立って上昇し、47%が当面の雇用情勢に満足していると答え、割合が前期より目立って上昇した。また今後一年間の雇用情勢は「よくなる」「非常によくなる」とした人が63%に上り、今後の雇用情勢も引き続き好調とみる人が多かった。個人所得に対する期待感も引き続き上昇した。同期には当面の収入状況について満足している人が48%に上り、前期より5ポイント多かった。今後12カ月間の個人所得に対する予想では、引き続き楽観的な見方をする人が63%に達した。
「人民網日本語版」2010年1月27日 |