中国の大手通信機器メーカー中興通訊の羅忠生・TD端末プロダクトライン総経理は21日、「2010年、当社のTD端末発売数は09年の2倍となると予想している」と述べた。09年、中興通訊のTD端末販売数はすでに300万台を突破しており、2010年の販売数は600万台を突破すると予想されるという。中興通訊によると09年、TD端末製品の販売数は08年の10倍以上となった。市場シェアも08年より20%以上高まっているという。
中興通訊は最も早くTD-SCDMA対応の端末を販売した携帯メーカーの一つで、昨年は携帯電話、インターネットカード、ネットブック、モニター、デジタル写真たて、ワイヤレス電話、ホームゲートウェイ、モジュール、無線トランシーバーなど、9カテゴリーにわたる3G製品を発売した。中興通訊の王南海・端末処総経理は、中興通訊のTD携帯販売額は09年、14億元に達するだろうとの見方を示す。
中興通訊の09年第3四半期の業績を見ると、端末の販売数は1420万台で、世界第5位の携帯メーカーであるソニーエリクソンと拮抗している。2010年末にはソニーエリクソンを超えて、世界第5位の携帯メーカーとなることが予測される。「第一財経日報」が22日に伝えた。
「人民網日本語版」2010年1月28日 |