Frost & Sullivanの研究によると、通信業界は09年、金融危機による世界経済衰退の影響を受けたものの、中国の3G元年となった同年、3大キャリアの3Gネットワーク建設に向けた投資にともない、中国3G設備市場は急激に発展した。中でも、華為、中興などの国内メーカーは中国3G発展に最大の貢献を果たした。
統計によると08年以降、3大キャリアは3G設備の調達を次々とスタート、調達額は480億元に上った。うち、中国聯通のWCDMAネットワーク接続設備の調達が170億元、中国電信のDCDMA2000 EV-DOネットワーク接続設備の調達105億元、残りの205億元は中国移動のTD-SCDMAの前の3期にわたる工事のネットワーク接続設備の調達だった。
キャリアの投資増加に従い、3G設備メーカーは09年、多くの収穫を得た。WCDMA設備市場では、中国聯通が2回に分けたWCDMAネットワーク配置を行い、市場シェアは華為がトップとなった。CDMA2000 EV-DO設備市場では、中国電信が08年-09年にかけて2回にわたる大規模調達を行い、ここでも華為のシェアが41.6%を占めてトップとなった。TD-SCDMA設備市場においては、中国移動が07年以降3回にわたる大規模調達を行い、中興通訊のシェアが34%で最大となった。華為は31%で2位だった。「人民網」が2日に伝えた。
「人民網日本語版」2010年2月3日
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