北京市観光局は2日、携帯電話のショートメールなどを活用して全国の30万人に観光地の入場券をプレゼントする「北京で年越し」企画を発表した。北京は今年、100万枚の入場券を国内外向けに無料配布する計画だ。
同局の担当者は2日に行われた「2010年北京春節大型連休観光情報案内」で、北京は今年の春節大型連休中、「北京で年越し」をテーマに多彩な文化イベントやエンターテイメント、民間の風俗習慣に触れるイベントを企画、香港・澳門(マカオ)・台湾を含む全国各地の人々に首都・北京での年越しを味わってもらう様々なキャンペーンを催すことを明らかにした。そのうちのひとつ、携帯電話に配信される北京の観光地の電子入場券は今年の北京・春節観光の目玉となっている。
参加方法は、全国どこからでも北京市観光局の公式サイトに登録、サイト上の指示と要求に従って個人情報を記入し観光地を選択すれば入場券の抽選会に参加できる。応募期間は今月3日から12日まで。天壇、頤和園、万里の長城をはじめとする北京50カ所の観光地が対象となっている。北京市観工局によると、「電子チケット」の配信は中国移動(チャイナ・モバイル)、中国聯通(チャイナ・ユニコム)、中国電信(チャイナ・テレコム)の利用者に限られ、小霊通(PHS)利用者は対象外。
「人民網日本語版」2010年2月3日 |